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特集記事
編集部が取材した記事を楽しむ事が出来ます。

夫婦で行くジムニー旅「郡上八幡」〜イメージオン

2017.11.30

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イメージオンが仕立てた2台のジムニーで、古き街並みを訪れるドライブへと出掛けた。
そこには非日常だけではなく、
そこにある日常をあらためて発見させてくれる、そんな満足感があふれていた。

文章:吉田直志/写真:佐久間 清人

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紅葉の郡上八幡をもとめて
もはやジムニーは、オフロードを走るマシンだけに止まらず、何気ない日常であったり、いつもと異なる非日常へと導いてくれるモデルであることは、紛れもない事実。それを簡潔に表現すれば、相棒たる身近な存在になり得るクルマであるということ。昨今求められる先進安全装備は付いていないが、そこに広がるシンプルさは、これでいいんだではなく、これ”が”いいんだを、改めて教えてくれる。

そんなジムニーとの対話を愉しもうと向かったのは、岐阜県は郡上八幡。

愛知県一宮市にあるジムニー専門プロショップ「イメージオン」からは約60km、東海北陸自動車道を利用すると時間にして約1時間ほどでたどり着くことができる。

連れ出した2台のジムニーは、イメージオンそのものを表現している2台のデモカーで、足回りは3インチアップ、3.5インチアップと、ちょっと上げではなく、“しっかり”上げとし、エクステリアはクロカン的なテイストを泥臭くではなく、スタイリッシュにアレンジしたモデル。そこまで上げると乗り難さが出てくるのでは? と思われるかもしれないが、意外にも乗りやすさがあった。

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寄り道も、心地よい乗り味があればこそ
今回は目的地である郡上八幡まで一気に走る予定でいたが、急遽、美濃市にある「うだつの上がる街並み」を訪れることにした。

“うだつ”とは漢字では“卯建”と表記し、近隣からの火災焼失を防ぐことを目的として屋根の両端に作られた壁のこと。裕福な家の象徴ともなり、そこから、うだつが上がる、上がらないといった表現が現在も残っている。このうだつの上がる街並みは、江戸時代から明治時代に造られたもので、現在は街並みを整えており、かつてを感じられる風情もあいまって、観光客も多く訪れていた。

郡上八幡までは、長良川沿いの国道を走ることにした。このルートは景色もさることながら、緩やかなカーブが続き、バイクのツーリングコースとしても有名だとか。ここをクルマの流れに乗って”かっ飛ばす”手前の巡航速度で走ったが、イメージオンのシャシーチューニングはリフトアップ量を感じさせることなく、ロールフィール、ロール量含めて、無理に抑え込んだような印象はなく、当たり前のように安心感を覚えさせてくれた。

目的地である郡上八幡はかつて城下町として栄え、当時を思い起こさせる古い街並み、そして水路といった見どころが数多くあるところ。

街中には有料駐車場が数多く用意されており、街中をクルマで移動することも許されている。ドライブの最後に郡上八幡城へと向かうことにしたが、なんと城のすぐ下までクルマでのアクセスが可能だったが、山頂に建てられた郡上八幡城までのアクセスは急勾配、かつ細かなカーブが続く道。イメージオンのジムニーは同社オリジナル「セレクトマフラー4号(ノーマルバンパー用)」が装着され、パワー不足を感じさせるようなこともなく、難なく上って行ってしまった。

郡上八幡城から望む景色は格別だった。

それはたんに雲ひとつない青空と夕暮れの暖かい斜光を受けた街並み、そして紅葉を終えようとしていた山並みが見せる風景が、そう感じさせただけではない。急遽立ち寄った、うだつの上がる街並みを見つけたという発見、郡上八幡の水路に当たり前のように生えていたクレソンを目にした時の感激、そして、古い街並みなのに人々が暮らしているという何気ない日常に触れたこと、そんな心を満たしてくれる満足感があったからこそ、最後に見た景色を格別に感じた。

imageon_gifu_04途中訪れた、岐阜県美濃市の「うだつの上がる街並み」にて。古い街並みが再現されており、タイムスリップしたかのような錯覚になった。
(写真左)屋根の両端に見られる一段高い屋根が卯建(うだつ)。通りには、この地域の伝統作業である美濃和紙を使ったアイテムを販売する店舗、今どきのモダンなカフェなどが立ち並ぶ。

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うだつの上がる街並み近くにある長良川沿いのかつての船着き場「上有知 川湊灯台」。たまたま立ち寄ったスポットだったが、思わぬ紅葉のプレゼントに笑みがほころぶ。

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郡上八幡の街中を流れる用水「いがわこみち」。民家を抜けるように流れている用水で、スイカを冷やしたりと日常に使われることも。

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郡上八幡の街を走るイメージオンの2台のジムニー。和テイストの街並みに、自然と解け込んでいるのは、その仕立て方に品があるからにほかならない。

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最終目的地である郡上八幡城から見る景色は言葉では言い表せないほどの満足感にあふれていた。まさに格別。

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長良川鉄道の郡上八幡駅にて。ここは改札口以外からでもホームへとアクセスできる。駅舎は新しく見えるが実は表見を改装しただけで、以前の建物がそのままに使われている。

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イメージオンの想いをダイレクトに表現した2台のデモカー。リフトアップ量は3インチ(シルバー)と3.5インチだが、乗りやすさを見失っていないところが好印象。日常の扱いやすさとスポーティーな走りのバランスもアドバンテージだ。