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特集記事
編集部が取材した記事を楽しむ事が出来ます。

4年の歳月が育んだサスペンション〜ショウワガレージ

2015.10.31

showa_メイン

オリジナル製品開発本格化
ショウワガレージらしい“ひと捻り”はもちろん健在

5ZIGENとの共同開発で誕生した、新基準対応マフラー「Links」、自分好みに長さ調整が出来る「大容量バンプラバー」など、オリジナル製品をリリースするショウワガレージ。一見すると、多くのジムニーメーカー達が手掛けているアイテムばかりに眼を向けて…と、つい捉えてしまう。

しかし、すでに当サイトでもお伝えしたオリジナルマフラー「Links」(記事はコチラをクリック)では、当時「マフラーの新基準に対応するジムニー用左出しマフラー少ない」というユーザーたちの声に応えるべく、いち早く市販化に成功した。またレースやオフローディングそして一般走行まで幅広いフィールドを駆けるジムニーオーナーに向け、自分好みにカットし、長さ調整が可能となる汎用性の高い「大容量バンプストッパー」(記事はコチラをクリック)をリリースしたが、いずれも、“企画・開発の盲点”とも言えるような箇所にスポットライトを当て「ありそうでなかった!」と、つい言葉に出してしまいそうな“オリジナル”製品をリリースしてきた。

そして本稿でご紹介する「SGアジャストコイル60」もまた、同社の真骨頂とも呼べるような“ひとひねり”が加えられている。

showa_高速ダート

開発期間に4年の歳月
自由長を任意に決められるコイルサスペンション

企画開発から市販化に至るまでに4年の歳月を要したというコイルは、本文メインカットのようなサスストロークが要求されるモーグル走行から、コシが求められるダートやワインディングといった高速走行まで、幅広く対応する。

ちなみに全国で開催されているJSTC(ジムニースーパートライアルチャンピオンシップ)の中部デビジョンを主催する同社だが、上部写真のJB33をはじめ、選手としても活躍する伊神店長のマシンや他選手に採用されていることからも、実力のほどが窺えよう。

伊神氏曰く「JSTCに参加する選手達の多くは、参加車両で帰宅しなければなりません。それにJSTCレースであれば、各デビジョンは年3回の開催だけ。つまり選手となるのは年に数回で、ほとんどは、普段履きと言ったオンロードがメインなんです。だから、あらゆるステージで、幅広いユーザーに満足してもらえる様なコイルサスペンションを、リリースしたかったんです」と語る。

そしてこの「アジャストコイル」にも、ショウワガレージらしいコダワリが隠されていた。

ひとつ目は前後のバランス。純正コイル装着、つまりノーマルの状態でジムニーJB23を横から眺めると20mmボトムアップしているのだが、「アジャストコイル」では、リアが10mmの尻上がりに抑えられている。ちなみに、4名フル乗車した場合に車体が水平になるようバランスされている。

そして二つ目は、自由長の微調整が任意に出来るということ。コイルの線間密着部分を切断し、自分好みのセッティングが可能となるのだ。なぜこのような特徴を持たせるにいたったかを伊神店長に尋ねてみた。

「アジャストコイルをご使用頂いているユーザーのほとんどは、調整することなくそのまま装着頂いています。ジムニーという全ステージを走り抜けてしまう走破性と軽量な車重は、カスタマイズするためのパーツによって、前後左右のバランス調整が必要になったり、背面タイヤの有無、リアゲートをはじめ各ドアの軽量化など…、オーナーによって実に様々な改良が行われているのです。それゆえ、サスペンションにもシビヤな長さ調整が不可欠と判断したのです」と発想の原点を語ってくれた。

線間満密着部分をカットしても、バネレートはほとんど変わらない。つまり、幅広いステージで十分なストローク量と車両に安定感を与えてくれるコシといった「アジャストコイル」の持ち味も、そのまま活かすことが出来るのだ。

ジムニー新車コンプリートをはじめ、レースやイベントの企画と主催…。幅広い分野での活動は、一部のコンペティターだけでなく、乗用車からはじめてジムニーに乗り替えるビギナーまで、実に幅広いユーザーと対話が行われているのだ。

素朴な疑問からシビヤな要求まで。

そんなオーナー達から発せられる何気ない言葉の数々が「アジャストコイル」に映し出されている。

showa_リアメイン

showa_一般道

終始安定した姿勢を保ちながら、コーナーを駆けて行くJB23(写真:左)。安定した走りは、JB33(写真:右)も同様に現れていた。

showa_コイル

SGアジャストコイル60 ¥35,000/台(税別)
フロント60mm、リア50mmアップするコイルは、4人乗車するとジムニーが水平になるよう、前後の自由長が設定されている。線間密着している部分をカットして微調整するのだが、これは乗用車系カスタムからヒントを得たという。

showa_コイル単体

アジャストコイルには、8段階調整が可能な「AS8」ダンパー(写真左)とビルシュタインダンパー(写真右)、そしてMX6ダンパーとの組み合わせがある。

ショウワガレージのオリジナルセッティング が施されたビルシュタインダンパーとのセット。 アジャストコイル60+ビルシュタインショックキット  ¥228,000(税別)

ショウワガレージのオリジナルセッティング が施されたビルシュタインダンパーとのセット。
アジャストコイル60+ビルシュタインショックキット  ¥228,000(税別)

タニグチ製8段階ショックアブソーバーAS-8との組み合わせもキット化されている。 アジャストコイル60+AS8ショックショックキット ¥155,000(税別)

タニグチ製8段階ショックアブソーバーAS-8との組み合わせもキット化されている。
アジャストコイル60+AS8ショックキット ¥155,000(税別)

アジャストコイル60+MX-6ショックキット ¥148,000(税別)

いずれのキットにもラテラルロッドをはじめブレーキホースやキャスターブッシュが含まれる。アジャストコイル60+MX-6ショックキット ¥148,000(税別)

showa_置き

アジャストコイルを装着したJB33は、写真のように駐車(乗車人なし)した場合、10mmのボトムアップとなる。ちなみに純正コイルでノーマル車両の場合は、20mmリアがアップ(フロントダウン)している。アジャストコイルは、4人フル乗車で水平となるよう設定されている。

showa_マフラー

新基準適合オリジナルマフラー「Links」。5ZIGENとの共同開発は、低速域からトルクを発揮。重低音なサウンドも特徴だ。

showa_伊神氏
店長:伊神氏

JSTCレースを中心に、数々のレースにも参戦する。
温和な表情と優しい語り口調の同氏からは想像出来ない
アグレッシブな走りを見せてくれる。

「ジムニーを日常生活で使用するような方や、
ジムニービギナーというユーザーにこそ、
アジャストコイルを使って頂きたいですね」と語ってくれた。

 

SHOP INFORMATION

ショウワガレージ
愛知県春日井市金ヶ口町3-9
TEL:0568-56-2311
http://www.showa-garage.com